どうも、おもちーです。
今日は珍しく、獅子狩が朝から起きてきた。聞けば、午前中に就職支援の人と面談の約束があるからと、頑張って起きたらしい。
その面談の後、獅子狩が「ちょっと川で涼んでいこう」と言い出した。
今日は獅子狩といのちの輝きくん、そして最近やってきた新入りの仲間、パインアメくんが一緒だ。 河川敷に降りて、休憩。川の底に藻が生えてゆらゆらしているのが少し不気味だが、水の流れは涼しげだ。
いのちの輝きくんとパインアメくんは、今まで小さい用水路のような川しか見たことがなかったらしく、初めて見る幅の広い川に驚いていた。
隣に座り、川に足だけ入れて涼んでいた獅子狩の足跡。
いつ見ても思うが、こいつは足がでかい。
皆でのんびり涼んでいたところ、獅子狩が何やら謎のボウルを取り出してきて、私に「ちょっと乗ってみてくれ」と言う。何だかよく分からないまま乗ると、私はそのままボウルと共に川に流された。
〜河川敷の方から聞こえて来る弟分たちの声〜
「たいへん! おもちーが、ながされちゃう!!」
「ス、スー!?」
「私は一寸法師かー!!!」
……この獅子狩の悪戯が、冒頭の動画である。
獅子狩の奴は、私を乗せたボウルに回収用の紐をつけていて、その端を持ったまま私が流れていくのを見て満足気だった。おのれ……。
この後、無事に河川敷に引き上げてもらってから問いただしてみたところ、獅子狩は「ぬいぐるみの国のトップ画像の皆(ボートを漕ぐ楽しそうなひと夏の写真)が楽しそうだったからさ、おもちーもちょっと川に流してみようと思ったんじゃよ」と言った。おのれ……(2回目)。
河川敷で大慌てだった2人のところに戻ると、いのちの輝きくんが「よかった、おかえり おもちー!」と喜んでいた。パインアメくんも私がちゃんと帰ってきたことにほっとしていたようだったが……。
「スー♪」
パインアメくんは自分もあれに乗りたいと主張し、それを聞いた獅子狩によってすんなり川に流されて喜んでいた。まだ家に来て日が浅いからよく分からないが、パインアメくんは思ったよりやんちゃ坊主らしい。
川遊びはなかなか楽しかったが、そろそろ獅子狩が訓練校に行く時間だな。悪戯は程々にするんだぞ。